COSMO League 第13節

Posted on 11月 27th, 2007 by SEEBRA.
Categories: Football.

先週の土曜日。
本当は仕事だったけれども、残りは夜やればいい、という形に建てつけてまたサッカー行ってきました。コスモリーグ第13節。
今回は初体験のアウェー戦。会場は家からタクシーで15分くらいのところで(こういう時にも車が運転できないのは不便)、ホームのAR-JASよりグラウンド状態や設備はちょっと悪い。



そして今日はメンバーの都合でゴールキーパーではなく、右のサイドバックとして出場することになった。

今日の相手「SAHARA Rangers」は現在リーグ3位の強豪。前回8月にホームで戦った際には6-0で完敗している。
チーム名から察するに、アルジェリアとかチュニジアとかモロッコとかの北アフリカがベースのチームなのかも知れない(あの辺りもかなりサッカーが盛んな土地だ)。

そして、ついに北欧巨大白人を上回る最強キャラ登場。

それは相手のFW2人・・



アフリカ系黒人。
身長185cmのしなやかマッチョ。



見た目もうドログバ?アデバヨール?って感じで(下記イメージ参照)、
とにかくアーセナルのユニフォーム着てプレミアリーグの試合に出ててもまったく違和感ない。新外国人とかいって。



前回の試合でも、彼らが暴れまくって6点もぎ取っていったらしい・・。
今日の試合では1人がセンターFWで先発。もう1人はベンチに温存されているようだ。


苦戦が予想される中で試合開始。
最初の5分間で奴らの身体能力を思い知らされる。
とにかく速い!、強い!、しなやか!
ヘディングの競り合いは互角の体勢からでは絶対に勝てない。体のバネが全く違う!ボールを持ったら止められないし、こちらがボールを持てばすぐに猛然と襲いかかってくる。
まさに『黒豹』。野生動物だよこりゃ。。

とてもじゃないけどこんな奴を90分間抑え続けるのは到底無理と思われたが、しかしやっているうちにこちらもテンションが上がってきて、センターバックと連携しながら徐々に抑えられるようになってくる。けど半端なく疲れるよ。。
そして前半は何と0-0で終了。45分間きっちり抑え込んだ。

後半。
案の定、相手は温存していた2人目も投入。
しかもそいつはFWの左サイドに入った。つまり右サイドバックである管理人のもろ対面。恐怖。 身長171cmの農耕民族と野獣が完全マッチアップである。こうなったら更にテンションを上げ、覚悟を決めてとことんやるしかない。
お互い遠慮はいらないのだ。

そして試合が動く。相手のPK失敗から一瞬流れがこちらに向き、そのまま先制点を奪取!(※ちなみにハンドでPKを献上したのは管理人)
しかし、相手もやはりこのままでは終わらない。ほどなくして逆サイドを崩され同点にされると、その5分後、

ついに野獣ヘッド炸裂。

FKをゴール前に放り込まれると、センターFWの黒豹その①が完全に頭2つくらい抜き出ていて、敵ながら惚れ惚れするような完璧なヘディングシュート。こちらのDFも3人くらい競っていたがほぼ無意味であった。これで2-1と逆転を許す。

サッカーの場合、引き分けは勝ち点1であるが、負けは1点差であっても勝ち点0である。せっかくここまで健闘しているのだから何とか1つでも勝ち点が欲しい。
そう思いながら更に追加点をもぎ取ろうと襲いかかってくる奴らを必死に抑え続けていると、試合終了5分前、味方FWが奇跡的な同点ゴールをGet!!
そして試合はそのまま終了し、前回6-0で負けた相手に2-2の引き分け!
引き分けだし、本職のポジションで出ていないけど、今のところこちらに来てからのベストゲームといっても良い内容だ。この勝ち点1は大きい。

90分間フル出場して、格別の身体能力を持つ相手FWと全力を尽くして対峙し、2点は取られたけど、何とか最後まで右サイドでは決定的な仕事はさせなかった。何度かは綺麗に抜かれたが、何度かはしつこく絡みつき、相手を転がらせるほどにストップできた。こういった体験は日本では絶対にできないだろう。今回は本当に良い経験となった。やはり外国人と対戦するのは非常に面白い。

そして、何といっても本当に疲れた・・。試合後はシャワーを浴びるのもしんどいほど。やっぱり野獣を抑え込むのは楽じゃないよ・・。


しかも帰ってから残業が(-_⊂)
そんな週末でした。

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