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Posted on 2月 12th, 2008 by SEEBRA.
Categories: etc, Food, Book.
やっと買いましたー。
前回のエントリーでもちょっと触れたシンガポールで一番有名なグルメガイド本、それがこの『Makansutra(マカンスートラ)』。
前から探してたんだけどなかなか売ってなかったりして、たまたま行った本屋で発見しようやく購入。
「マカン」はマレーの言葉で食事。「スートラ」は経典とかそんな感じ。
つまりこの本はシンガポールの食の経典であると。シンガで生きていくにはマストハブなアイテムなんです。
で、面白いのは店の評価が“星”ではなく“箸”。
箸2つから最高は箸6つまでの5段階評価になってます。
箸2つ: Good
箸3つ: Very Good
箸4つ: Excellent
箸5つ: Divine
箸6つ: Die, die must try!
箸6つに与えられる“Die, die must try!”は、シンガグルメの間では有名なフレーズ。まぁ「食ってから死ね!」ってところですかね。
中を見てみると場末のホーカーから高級レストランまで、シンガ全域の店が網羅されていて見ているだけでも楽しくなってくる。
それからもう一つ、単品メニューのジャンルごとにリスティングされているので、多様なメニューがそれぞれどういうものなのか理解を深める意味でも役に立つ。何といってもシンガポールの食事といえば中華から始まり、日韓台から東南アジア、インド、アラブ、欧米までとりとめなく入り乱れているので、「チャー・クワイ・テャオってそもそも何ー?」などと思った時に、「それはこういう料理でうまいのはここ」と出ているこの本はやはり便利。
中にはもうすでに行ったことのある店もあるし、シンガ在住なら誰でも知ってる超有名店(高級という意味ではない)でまだ未踏のところもたくさんある。
これからめぼしいところはどんどん攻めていくこととしよう。特に箸6つは。
何たって「食ってから死ね」ですから。
で。
話題がグルメガイドだったのでちょっと余談ですが。
今週2/11号のNewsweek誌の特集がちょうどこれでした。
そう。去年の11月くらいに話題になった、ミシュランガイドの東京版を出版したところ星の数が世界一になってしまった、というあれです。
もちろん普段こんな雑誌買うほどインテリじゃないんですが、日本人としてはちょっと気持ちいいというか、自尊心をくすぐられるネタですね。
こっちのやつに見せたら知らなかったらしく、あまりの星の数の半端でないぶっちぎりっぷりにびびってました。
確かになぁ・・、星の合計数で2位のパリの倍以上、3位のNYの3倍以上って・・。いくらなんでもちょっと気前よすぎじゃないの?って気はする。
ま、ちょっと調べたところ管理人が行ったことのある店は一つとしてなかったので、そこからくる妬みとかそういう気持ちはないんですが。
しかも記事の最後の締めの段落がまたすごい。要約すると、
「かくして東京は世界の美食の首都となったが、しかしそれは日本国内でもあてはまるというものではない。現在、京都版が鋭意制作中である。
ある日本人シェフは言う、『東京は京都と比べるとワンランク落ちる』と。
すなわちそれはパリよりツーランク先を行くということに他ならない」
どんだけ・・? (^^;)