リトルインディアを探検してみた

Posted on 2月 10th, 2008 by SEEBRA.
Categories: etc, Food.

前回のエントリーの通り、ここシンガポールは2月7日から旧正月に突入。
そのため多くの店が休み。繁華街のデパートなんかでも丸ごと休館だったりと休みの日にはちょっと辛い。

そこで、ここは非チャイニーズ系のエリアに行ってみるのが良かろうということで、以前から気になっていたリトルインディア周辺を訪れてみることにした。





リトルインディア地区の東側にあたる、Farrer Park駅に降り立ってみると、さすがにここでは旧正月の影響は全くなし。
ということで安心してまずはリトルインディアのドンキホーテ(管理人命名)こと、買い物で有名なムスタファ・センターへ行ってみる。





ムスタファ・センターは地上4階、地下2階からなるショッピングセンターで、ローカルにも観光客にも支持されている。客比率は9:1くらいだろうか。
館内に入ると床面積は結構広く、衣類、コスメ、サプリ、生活雑貨、スポーツ用品、ブランド品、貴金属、高級家電、お土産ものまで何でも『雑然と』売られている。まさにシンガのドンキ(いやそれ以上)。



長く館内にいるとあまりの熱気に少々疲れる。



その後、ムスタファを後にしてセラングーンロード及び周辺をいろいろと探索。





更に西へ移動してLittle India駅に併設の商業施設、テッカ・センターへ。





で、当然のようにホーカー発見。
しかも当然のように旧正月関係なしの営業状況。




そこで朝から何も食べていなかったので、ここで何か食べることを決意。
しばらくぶらぶらしていると、偶然にも何かWebで見覚えのある看板にぶち当たった。

・・うっ。
こ、これは確か普段大行列することで噂のブリヤニ屋では!?



ちゃんとマカンスートラ(※シンガで最も支持されているグルメガイド)の認定証も張ってあるし間違いない! しかも箸4つ!!
これで「ピークタイムでは40分待ち」と紹介されていた記事を思い出した。
しかも今は時間を外れているため(この時点で14:30)、なんと2人しか並んでない。大チャンス。即決でトライしてみることに。



ブリヤニ。正しくはナシ・ブリヤニというこの料理は各種スパイスを効かせた南インド発祥の炊き込みごはんのようなもので、インド系ホーカーでは大の定番メニュー。通はマトン・ブリヤニに行くらしいが、まだ素人の管理人は無難にチキンを選択。

出てきたものは写真の通り、ぱっと見ただのサフランライスのようにも見えるが、上にかかっているカレーソースも含めてもっと色々なスパイスが効いた、「いかにも」という複雑な味がする。そこにやはりカレーで煮込まれたチキンがごろっと2つ。はっきりいってうまい。さすが箸4つ☆

意外に量もあったが、ビールと共においしく完食。今後ブリヤニを食べるときはここの味を基準とすることとしよう。
しかし、場所も知らずにたまたまめぐり会えて、しかも並ばずに食べられたのは本当にラッキーであった。


▽店名
Allauddin’s Briyani

▽場所
Tekka Centre内のホーカー #01-249



大満足でテッカ・センターを後にし、いま摂取したカロリーを燃焼させるべく、一気に今度はアラブ・ストリートの方へ向けて歩いていく。
途中、公園の周りでフリマが開かれていたのでまた寄り道。





寄り道しつつ夕方になってアラブ・ストリート到着。
お目当ては有名なサルタン・モスクだ。





夕暮れ時のモスクってきれいだなぁ・・などとしみじみ思いつつ、ひと通り散策した後で、そろそろ陽も暮れかけてきたので今日はここまで。



またこの国が持つ“文化の多様性から来るパワー”を新たに体に焼き付けることができた一日でした(^^ )



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新年が2回来る国

Posted on 2月 8th, 2008 by SEEBRA.
Categories: etc.

恭贺新禧! 春节快乐!


昨日2月7日は旧正月。いわゆるチャイニーズニューイヤーでした。

何のかんのいってもここシンガポールは中華系民族が7割の国。
1月1日は欧米人中心にもちろん盛り上がりますが、大多数を占めるチャイニーズ系にとっては「それが何か」って程度のもので、おめでたさでは圧倒的にこちらがメイン。
ま、宗教的ノンポリシー全開の日本人はどちらも楽しんでしまうわけですが。


そんなわけで先週末、春節を控えたチャイナタウンに様子を見に行ってきましたので、その際の写真をいくつか。





更に。
昨日の春節初日、今年は元旦に初詣に行っていないので、代わりにチャイナタウンにある有名なお寺に見学を兼ねてお参りに行ってきました。




やはりこうした行事は少なからず心が洗われるというか、たまにはいいもんですな。

そして、お寺以外では街中はどのくらい盛り上がっているのかなー、と思うとこれが。




すでに祭りの後というか、まったく人っ気がないんですこれが。
あれっ?爆竹とかないの?みたいな。昨夜来てみればよかったかも・・と少し後悔。

やはりお参りは別として、春節は家で家族と過ごすもの、ということのようです。普段賑わうホーカーも昼時なのにこの有り様。




春節を目的に観光にくるなら、春節の当日より以前の数日が良い、ということですね。


何はともあれ、隔海遥致新年的祝贺!
(海を隔てて新年のご挨拶を申し上げます)


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現在の価格:44,600,000,000ドル
残り時間:不明
最高額入札者:Steven A. Ballmer

Posted on 2月 1st, 2008 by SEEBRA.
Categories: Web.

・・などとふざけている場合じゃないのだが。


あまりにもインパクトがあったので、またまたまた連発のTechCrunchより。




TechCrunch -2008.2.1
おお! マイクロソフト、Yahoo!買収に446億ドルを提示


以下抜粋
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ずっと噂は流れていたのだが、とうとう現実になった。

MicrosoftはYahooに対して$44.6B(446億ドル)での買収の一方的提案を行った。この提案では、Yahoo株を木曜日の終値に対して62%の割り増しとなる$31と評価し、キャッシュとMicrosoftの株によって支払いを行うとしている。
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日本時間金曜日の夜に飛び込んできたこのSuupaa News。しびれる。

しばらくはこの話題で持ちきりになるだろうなぁ・・。早くも今年のネット業界10大ニュース入りは間違いないところ。
相当な昔から確かに噂はまことしやかにあったけども、何がMSの背中を押したのだろうか? 2月1日のこのタイミングでリリースしたということは、結局、以前からMS内部での意思は固まっていたということなのか。

とにかく、この出来事が今後どの様に推移し、どの様な議論がなされ、どの様に決着するのか、ということはWebの今後に対して与える影響が非常に大きいと考える。これはWebを仕事にする者にとってだけではなく、もちろんユーザーにとっても同様だ。


ごく少数の巨人達による寡占がWebを(包括的な意味で)良い方向に持っていくのか。


個人的な思考実験に直感的に答えるならば、やはり“No”だという気がする。

それに、後になってMS側が「やっぱりあんなことしなければ良かったなぁ・・」なんてことをつぶやくような結果になるような気がする。


しかし、いずれにしても一般庶民である管理人には話の規模も桁違いすぎるし、単純に時価総額の合計がどうとか以外にも、作用するファクターはあまりに膨大なので、ゆっくり、時間をかけて妄想に浸ることのできるホットな話題であることには違いない。




今のところ一つだけ確実に言えることは、


“ウォッチリストに追加”


ってことだけだ☆





(その他のソース)
マイクロソフト、米ヤフーに総額446億ドルの買収提案 -CNET
マイクロソフトが446億ドルでYahoo!に買収を提案中 -GIGAZINE

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