COSMO League 第18節

Posted on 3月 13th, 2008 by SEEBRA.
Categories: Football.

先週の土曜日。
またサッカー、コスモリーグの第18節に行ってきました。

今回の相手は現在リーグ首位の“Casuals FC”。
彼らの戦績はここまで15勝2分け負け無し。
ついに迎えたリーグ最強チームとの対戦です。

そんな相手にこちらも気合は十分。
可能な限りベストのメンバーを集め、試合1時間前から全体でしっかりとアップをこなし、格上相手でも勝利を目指して果敢に戦いを挑んだのですが・・




管理人は本職のゴールキーパーでフル出場するも、結果は0-5の敗戦。
アマチュア離れした速くて正確なロングパスに我がNIPPONのディフェンスは90分間翻弄され続けました。
しかも得点のチャンスは逃さないとばかりに、フィニッシュもほぼ完璧。現在リーグ得点王の相手FWにハットトリックを奪われての完敗に言葉もない。
今回は完全に自分達の力不足。徹底的に打ちのめされました。。


でも、この試合でひとつ珍しい体験をしましたよ。

それは5-0と点差が開いてしまった後半、なおも追加点を奪おうと攻撃の手を緩めない相手のコーナーキックから、叩きつけるように入ってきたヘディングシュートをかろうじて右手一本で防いだ時。
確かに、自分でもかなりうまくできたプレーだとは思いました。
反応も髪一重だったし、混戦で横には弾けないので、わずかな指先だけで地面スレスレのところからとっさにバーの上まで弾き出した。もしかすると自分のキャリアでもベスト10に入れてもいいかもしれないプレーではあった。
でも、転がって起き上がってみると、味方から「ナイスキーパー!」と言われるのは分かるが、なんと相手の選手までもが2,3人走り寄ってきて、真顔で「今のすごいよ!」とか言いながら次々に手を差し伸べてきたのです。
最初は何事かと思ってびっくりしましたね。
こんな風に試合中に“相手から”絶賛されたのは、長い現役生活のなかでも初めての経験でした。

しかし、本当に嬉しいことはその後にありました。


後に、この試合の彼ら側のマッチリポートにはこう書かれていたんです。

『NIPPONのキーパーがゴードン・バンクスのようなプレーを見せた』、と。


この表現、ゴールキーパーというポジションをプレーするものにとって、こんな嬉しいほめ言葉はないんですね。

なぜなら、ゴードン・バンクスとは60~70年代に活躍し、晩年、事故で右目の視力を失ってもなおゴールマウスに立ち続けたイングランド史上最高と称される名ゴールキーパーなんですが、彼にはその代名詞といわれる伝説的なワンプレーがあるのです。
以下にWikipediaから一部分を引用します。

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1970年のメキシコW杯では、チームはベスト8に止まるも、バンクスはサッカー史上に残るプレーを披露している。
1次リーグのブラジル戦、序盤から攻勢に出たブラジルだったが、絶好調のバンクスは悉くゴールを阻止する。前半18分、センタリングが上がった際、ニアサイドを警戒していたバンクスの裏をかき、ペレが逆サイドに走り込んできた。ペレがフリーで無人のゴールにヘディングシュートを叩き込んだかに思えたその刹那、バンクスは驚異的な跳躍によりゴール寸前でボールを掻き出して見せた。
後にペレはこのプレーを「私が今まで見た中で最高のセーブ」と称している。
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誰もが入ったと思ったヘディングシュートを奇跡的にセーブする。
あのサッカーの神様ペレをして“史上最高”といわしめた伝説のプレーに、
お世辞にでも自分のプレーが例えられたのですから、これほど光栄なことはなかなかありません。

そして、圧勝した相手に対しても、こうして健闘を称える心を忘れない彼らのメンタリティにも、スポーツマンシップの本質を教えてもらったような気がします。

大差がついてしまっても諦めずにプレーして良かった。
自分も先日また一つ歳をとってしまい、サッカー選手としてのピークは過ぎてしまったんじゃないかと考えることは当然ありますが、「諦めずに頑張ればまだもう少しだけうまくなれる・・」と、また気持ちを新たにすることができました。
Thank you Dominic & Casuals.


Casualsとはリーグ戦ではすでにホーム&アウェイの2試合を消化してしまいましたが、カップ戦では勝ち進めばまた対戦する可能性が残っています。
頑張ってもう一度彼らに挑戦したいですね。

自主トレのピッチを少し上げていきます☆


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