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Posted on 6月 2nd, 2008 by SEEBRA.
Categories: Football.
シンガポールのサッカー週刊誌、『Football Weekly』。
今週号には先日のチャンピオンズリーグファイナルの記事が載ってました。
これはPK戦の5人目、決めれば優勝だった場面でシュートを外してしまったチェルシーのキャプテン、J・テリー。
闘争心溢れるプレーとキャプテンシーでイギリス中から“男の中の男”と呼ばれ、あの時ピッチにいた全員の中で一番PKを外さなそうに思われたのに・・。
多くの人が、5人目のキッカーにテリーが出てきた瞬間、「これでチェルシーの勝利は決まった」と確信したはず。PKスポットに向かいながら、自らの左腕に巻かれたキャプテンマークをあらためて直す姿はなんとも印象的であった。
しかし、ドラマは彼にとって過酷な結末でした(その後サドンデスでチェルシーは敗戦)。
でも、延長戦後半のR・ギグスが打った決定的なシュートをテリーが体を張ってクリアーしてなければ、PK戦にすらなってなかったんですからね。
やはり彼が偉大な選手の一人であることに違いはないです。
そんな中、我らが『シュンスケ・ナカミューラー』の記事も出てました。
『俊輔、来期もセルティック残留』
一時は同じグラスゴーの宿敵レンジャーズに勝ち点7以上も離されていたのに、シーズン終盤の大逆転でリーグ3連覇を果たしたセルティック。
昨シーズンのようなぶっちぎり優勝&俊輔MVPのような派手さはないけど、今年は今年でまた大きな意義のある内容だったと思います。
俊輔の契約期間は本来今年の夏まで。そこでマリノスが日本に引き戻すべく交渉に入ったが、セルティック側が持っていた1年延長のオプションを行使したとのこと。
俊輔曰く、
「移籍金15億円くらいのオファーがあってもチームは出さないと言ってるので、信頼されているように思う」
「自分がセルティックに来てから3シーズン連続で優勝できた。レギュラーで安定してプレーできているし、少しは貢献できてるかな」
確かに、見る目の厳しいかの地でも今や俊輔はチームの司令塔、中心選手としてすっかり人気も定着してきた感がある。
ペルージャ時代の中田もそうだけど、こうしてある時期、ある環境で周囲から大きな信頼を得た、周囲からたくさん愛されたという事実は、それがなんであれその人間にとって大きなアチーブメントになるだろうなぁ。
今の俊輔は個人技だけでなく、いかに試合全体をコントロールするかという一段上の目的意識を強く持っているので、見ていて楽しい。
今夜のW杯予選オマーン戦もそんな俊輔のプレーに注目です。
p.s.
あとは周りがそれにどれだけ連動できるか・・。特にFW。
早く森本を飛び級で呼んだほうがいいよ、岡ちゃん。