シンガポールで本を買うには

Posted on 8月 3rd, 2008 by SEEBRA.
Categories: etc, Book.

管理人がシンガポールで一番好きな場所。

それは、オーチャードの高島屋にある“紀伊国屋Books”。



大したことなくてすいません。
でも、本当に大好きで、休日に特に予定がないととりあえずここに来てしまいます(そういえばシンガに来て最初の休みにもここへ来てました)。

とにかく広いです。何でも東南アジアでは最大の本屋らしいです。
8割がたは英語の書籍ですが、その他に日本語と中国語のコーナーがそれぞれ1割くらいづつあります。ま、在庫数は国内の大型店舗には劣りますが、日本の最新本がほとんどタイムラグなく手に入るのはありがたいです。
値段は若干高いですけど・・まぁこれは仕方がないですね。

こちらのWebサイトから在庫確認や取り寄せもできます。
Kinokuniya BookWeb

何といってもシンガには日本のようにローカルのAmazonがありません。
かといって日本やUSのAmazonにオーダーしては国際便となり送料が常識外の値段になってしまうので、こういうときもやはり紀伊国屋が便利ですね。
ちなみにトータル$50以上ならシンガ国内どこでも無料で配達してくれます。
欠点はWebからカード決済ができないこと(配達の場合は代引きのみ)。
それから、在庫がなく取り寄せの場合は入荷時期が明確になりません。

シンガにおいて、Amazonのように日本語以外の本やDVDなどをWebからオーダーする場合には、こちらのサイトもあります。

 acmaMALL.com


シンガポール、マレーシア、ブルネイに対応で、品数や在庫は結構豊富だと思います。
ただし、一度紀伊国屋の入荷が未定だった本をこちらのショップで代わりにオーダーしてみたのですが、在庫ありにもかかわらず配達が到着まで2週間かかり、その間に紀伊国屋に先に入荷してしまい、結局同じ本を2冊買う羽目になったことがありました(一日でも早く読みたかったので止む無く・・泣)。
こちらのショップでは「配達○日以内」と表示されていたら、きっちりその日数分かかると見ておいたほうがよさそうです(おそらく倉庫はマレーシアにあると思われる)。


そんな感じで活字中毒の管理人にとって本は欠かせず、シンガに来てからもすでに紀伊国屋でいくら使ったかわかりません。
最近はまた少し小説を読むようになってきています。が、いわゆるランキング上位本をあたるのですが、今ひとつこれといったものに出会ってません。
皆さんのお勧めがなにかあったら是非教えてください。

ちなみに、『My Bookshelf』というページをさりげなく新たに作りました・・。
今まで管理人が読んだ本のなかからいくつか印象的なものをピックアップし、簡単にランク付けしてますので、もしよかったら覗いて見てください。
こちらに来てから読んだ本ももちろん入っています。

また最近は、文庫本の良さを改めて見直しつつあります。
今までは本は所有感からハードカバーばかり買っていたのですが、文庫本はジーパンのポケットにも入るのでメディアとしてやはりいいなと。
このところはどこに行くときも大抵いつも持ち歩いてます。
昼下がりの麺屋しんちゃん(@Robertson walk)で、文庫本を読みながら新二郎を食べているやつがいたら、それは管理人の可能性が高いです。。
もし見かけたら・・


気軽にお声がけください (o_ _)o))

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シンガポールのグルメガイド

Posted on 2月 12th, 2008 by SEEBRA.
Categories: etc, Food, Book.

やっと買いましたー。

前回のエントリーでもちょっと触れたシンガポールで一番有名なグルメガイド本、それがこの『Makansutra(マカンスートラ)』。




前から探してたんだけどなかなか売ってなかったりして、たまたま行った本屋で発見しようやく購入。

「マカン」はマレーの言葉で食事。「スートラ」は経典とかそんな感じ。
つまりこの本はシンガポールの食の経典であると。シンガで生きていくにはマストハブなアイテムなんです。

で、面白いのは店の評価が“星”ではなく“箸”。

箸2つから最高は箸6つまでの5段階評価になってます。



箸2つ: Good
箸3つ: Very Good
箸4つ: Excellent
箸5つ: Divine
箸6つ: Die, die must try!


箸6つに与えられる“Die, die must try!”は、シンガグルメの間では有名なフレーズ。まぁ「食ってから死ね!」ってところですかね。

中を見てみると場末のホーカーから高級レストランまで、シンガ全域の店が網羅されていて見ているだけでも楽しくなってくる。
それからもう一つ、単品メニューのジャンルごとにリスティングされているので、多様なメニューがそれぞれどういうものなのか理解を深める意味でも役に立つ。何といってもシンガポールの食事といえば中華から始まり、日韓台から東南アジア、インド、アラブ、欧米までとりとめなく入り乱れているので、「チャー・クワイ・テャオってそもそも何ー?」などと思った時に、「それはこういう料理でうまいのはここ」と出ているこの本はやはり便利。

中にはもうすでに行ったことのある店もあるし、シンガ在住なら誰でも知ってる超有名店(高級という意味ではない)でまだ未踏のところもたくさんある。

これからめぼしいところはどんどん攻めていくこととしよう。特に箸6つは。
何たって「食ってから死ね」ですから。



で。
話題がグルメガイドだったのでちょっと余談ですが。

今週2/11号のNewsweek誌の特集がちょうどこれでした。




そう。去年の11月くらいに話題になった、ミシュランガイドの東京版を出版したところ星の数が世界一になってしまった、というあれです。
もちろん普段こんな雑誌買うほどインテリじゃないんですが、日本人としてはちょっと気持ちいいというか、自尊心をくすぐられるネタですね。




こっちのやつに見せたら知らなかったらしく、あまりの星の数の半端でないぶっちぎりっぷりにびびってました。
確かになぁ・・、星の合計数で2位のパリの倍以上、3位のNYの3倍以上って・・。いくらなんでもちょっと気前よすぎじゃないの?って気はする。
ま、ちょっと調べたところ管理人が行ったことのある店は一つとしてなかったので、そこからくる妬みとかそういう気持ちはないんですが。

しかも記事の最後の締めの段落がまたすごい。要約すると、

「かくして東京は世界の美食の首都となったが、しかしそれは日本国内でもあてはまるというものではない。現在、京都版が鋭意制作中である。
ある日本人シェフは言う、『東京は京都と比べるとワンランク落ちる』と。
すなわちそれはパリよりツーランク先を行くということに他ならない」


どんだけ・・? (^^;)


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New Year’s Resolution.

Posted on 1月 1st, 2008 by SEEBRA.
Categories: etc, Book.

謹賀新年


明けましておめとうございます。
皆様にとって今年も幸せで実りの多い一年になることをお祈りしております。



さて、新しい一年の始まりは管理人の愛読書、
『The Daily Drucker』(邦題:「ドラッカー 365の金言」)からの
こんな引用で始めてみたいと思います。



以前のエントリーでもちょっと触れていますが、この本がどういったものかを簡単に説明しますと、この本は1月1日から始まり12月31日まで、365日分のページがあり、その1ページ1ページに、“マネジメントの神様”と呼ばれるピーター・ドラッカーの過去の珠玉の文献から、テーマと解説が抜粋され、そしてそれを基にしたアクションポイントが記されている、というものです。

その内容は一日一言、といったようなものではなく、1ページ毎にかなり読み応えのある文量が書かれています。
たとえばリーダーシップの在り方をテーマに書かれた1月1日のページはこんな感じです。



読書中毒で、一度気に入った本は最低10回は読み返すほどの管理人にとって、経営の世界にとどまらず“現代最高の哲学者”とも称されるドラッカーのこの1冊は、老いて文字が認識できなくなるまで、一生をかけてでも復読していきたいと思わせる重要な一冊となっています。


そして、この本には、実は1月1日のページより以前に、1ページだけ日付の無いページが存在しているのです。
そこにはシンプルにこのような言葉が記されています。





“KNOW THY TIME.”


「汝の時間を知れ」、と。



今年は、この言葉の意味を噛み締められるような一年にしたいと思います。




本年も2ten0 BLOGをよろしくお願いいたします(o_ _)o))

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